身を置いている以上は/
ムウ
空に浮かぶ 雲も
行き交う 自動車も
何気ない 僕らも
吸われるように 過ごしてる
止まる事も急ぐ事も 許されない
囲まれる城壁の中で
外敵もいない シェルター
無責任な優しさのように 過ごしてる
近よるものに警戒をして 怯えて
傷つけ続け 突き放す事しかできず
他者よりも自らの 両手は重傷を負って
独りなりたいと嘯き 誰よりも他者と居たい
そこに気づいても
気づかぬふりして 過ごしてるんだ
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