悔恨、男根、弾痕/花形新次
 
積み
重なった
後悔の、日々

「罪」
そして「重なった」

と言うには
余りに軽く
小さい

周辺だけが
知らぬ間に
ぐ、ず
ぐ、ず
浸食されてゆく

そんな風に

もう、
元に戻る
ことはない

あとは

断ち切る、か
断ち切られる、
かだ






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