Hallelujah/TAT
死なない詩を書きたい
だが同時にそれは雨風にさらされる
道標の立て札と同じだ
徒花だろう
かつて戯曲の事をそう言ったのは
鴻上さんだっけ
寺山さんだっけ
でも書きたいんだ
流れてゆく大河のようにすべてが
データの渦に呑まれて進んでゆく
素材も要素もFREEだ
好きな物を好きなだけ取って詠えばいい
キライな読者は切っちまえ
さぁおれら
なにを詩にしようか
俺たちは亜種だ
幻のジパング
極東の黄金郷
かと思えば
欧米や米国と大戦を戦うとか
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