身悶えるほどのシンドウ/狩心
 
せになれれば
それが一番いいと
みんな思ってる

だけど、一つの存在が存在する為には
沢山の存在を脅かさねばならない
その真理に悶えて葛藤し続けているか

この世の中は常に満員電車だ
次の駅まで軽く三万光年はある
死を持ってしても降りることなんか出来やしない
君の死体は吊革に引っ掛けられて
軽く三万光年は鑑賞される

死ぬ前に
心と体は綺麗にしたか
優しい顔を築き上げたか
自らの犯してきた罪を三万光年見られても
恥ずかしくはないか
恥ずかしい?
だったら今から全てさらけ出して生きろ

約束を破っても
夢に敗れても
いいけど、
まさか一番大切なものまで
失ってはいないよな?

ソウル
魂に従順であるか
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