君と僕を巡る、/狩心
 
死んだ君の姿を絶対に見たくないし
死んだ僕の姿を絶対に見せたくない

神に定められた運命ではなく
二人の意思で
同時に
自殺したいと
思っている
それは
まだ先の未来だけど
必ず訪れる

とにかく
二人でいっぱい
思い出を作りたい
たいじゃなくて、絶対にそうする
体は二つに分かれているけど、
心は一つに繋がって
一点の曇りもない、
これ以上なく透き通って
信じ合えるように、
二人で、
目指して行くんだよね

愛している

君が僕のことを、
大好きだよといつも言うから
僕は、
分かってるよと、
いつも答える
本当は
大好きだよと、

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