たましいは風に乗って/
水宮うみ
音に揺れる木々。言葉も知らずに、歌を歌っている。
わたしもまた、歌を歌っている。歌うことで歌の意味が分かるような、そんな歌を。
生きる意味もまた、生きることでしか見つからないのだろう。
そんな風に思うことで、わたしの思いは風に乗る。
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