宗教中毒/moote
一日一日が宗教の煙で見えなくなって、あっぱらぱーになるんや。どこまでもどこまでも宗教に飲み込まれて、無が体をつんざいてブッ飛ばされて知らん顔して悠々と歩くんや。
仏教徒の為に道を開けろ、身体の中ぶちかましてやるぞ。黄金の光が身体の外におって、何もかもをすました顔で支配していやがる。こいつは神だ、触ろうにも輝きのみの存在だから触ることもできない。キリスト教やらはこんな存在を父などと呼ぶ。こいつは胸の外におんねん。キリスト教徒たちよ、仏教徒の俺が教えてやる、心臓を握りつぶすぐらいしごかんかい。全ては自我と向き合って、なんもかんもぶち壊して、そこに残った胸の内の輝きが我を仏にすんねん。宗教とは一人や、
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