うつくし声のとどくあさ/秋葉竹
 
な情熱を

私の恥ずかしい傷口にすりこもうとして

あまりの痛みにもうやめてと叫ばせたりする

涙をながすすがただけ

けっしてだれにもみつからないこと

それは私のさいごの矜持(プライド)

「泣きたいときは笑おうときめた」

ゆめへだって 行けなくてもいい

ただこのこころねをたいせつに生きよう

このよでだって 報われなくても

ただこのこころねをたいせつに生きよう



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