世界に貢献するためには/あおい満月
 
の会社にいかに貢献できるかなのだ。貢献できなければ、とりわけ今の時代は、契約満了(即ち解雇)になる。「サラリーマンは、気楽な稼業ときたもんだ」など、五十年前の化石化した概念だ。
そういう悠長な考え方をした人間(最近は若者。俗に言うチンピラ)がいたりするから、様々な不祥事が起こるのだ。政界や財界、医療の現場で相次ぐミス。私たち一般人は気が気ではない。だから強くなる。知識をつける。人が信用できないのであれば、自分が信用できる人間になるしかない。昔勤めていた会社で、上司に「人ばかり信用するな、自分の目で見て確かめよ」というアドバイスを貰ったことがある。もっともである。神頼みや、経文を唱えている時間があれば、今からでも行動することが大事である。実をなすこと。これこそが一番の信頼を得る秘訣である。私が書いている詩やエッセイも、人々の心に貢献するためなのだと信じている。だからそのためならば、どんな批判もいとわないつもりだ。

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