幻/
水菜
私は、幻をうたう
知らないふりをしてわらう
白兎が穴の中に滑り落ちていく
言葉を喋る白兎
それはそれで好きな終わり方だから
幻を受け入れる
それは私のなかのきっともう一つの現実
夢をわらおう夢を見よう
そこには私のもう一つの現実
まぼろじ
なかにひそんでる
真実
戻る
編
削
Point
(1)