白いマーガレットの花/水菜
何かを守る為に何かを犠牲にすることは
様々な覚悟を人に求めるけれど
もし、覚悟の先にあるものが、自分の想像もできない素敵なものなのだとしたら
わたしは、きっと耐えるのだろう
耐えるという意識もないままに
きっと耐えることに夢中になるのだろう
はしっている最中にいきがくるしいはずなのに心の奥やあまりつかわれない筋肉が喜んでいるように感じることがある
そのような
そのような
きっと無意識なそれを
わたしはきっと知っているんだろう
つまりは、やっぱり、うまくいかない状況や、くるしさは、裏を返せば喜びなのだ
もしかしたら自分が成長できるかもしれない喜び
心の奥からあまりつかわれな
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)