秋の星座/秋葉竹
 
話と呼ばれた叙事詩たちと
その耐えられそうもない孤独という一点で
なにひとつ変わることなく

新たな星座の名前となることに
誰も反対できないだろう

けれどそれを望むものはなく

だから

その

誰か助けてもらえませんか

私はほんとうは
別れたくないといいたいだけ

だから
七色の満月に
よりかかっている

孤独な星座になんかなりたくない

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