だいち/
玉兎
たっている りょうあしのうらから
じわじわ と だいちが しんどうしている
そらは がんがん あたまへと ひろさを まし
わたしは ちきゅうから つるり、
おちてしまうんじゃないかと おもう
いろいろな ひとの
いろいろな こどうは
わたしを ゆるがし
こまくを ひびかす あなたの おとも
また ちがうだれかを ゆるがしているのだろう
わたしの だいちから
どうか きえないで
めばえてゆく いのりを みどりにかえて
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