アルファマの娘の溜め息をみた日/
秋葉竹
の瓦礫より
立つ虹 渡って 約束の空
メンタルが
ここまで弱って呟きが
初めてこぼれた 「すがらないから」
知らないけど
それでは貴女じゃないでしょう
それは言っちゃ いけない嘘でしょ
口紅を
よこ拭いした 鏡にすがり
涙でぼやけて ヘンでしょ 見ないで
肩を借り
今まで呑んでた街と踊った
暁のファド聴きながら
あら失礼
貴女のため息 止めたくて
口 塞ぐキス おイヤでしたか
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