三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻  其の壱百参拾参〜其の壱百四拾/肉球マニア
 
て何かで読んだことがあるような。ふつうに考えても、それは神経にさわって耐えられない。この詩では「トマト色の壁」だが、やはり現実のものではない。部屋の内部の壁や天井が「紫キャベツ色」とか「コーヒー色」とかに変わっていくとともに吐きつづけるわけで、サルトルの嘔吐よりも身体的にはきつそうである。けれども全体にコミカルな感じがあって意外と深刻ではないのかもしれない。



□其の壱百参拾八

『いきている しんでいく』 清水一希 ☆☆☆☆☆
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こういう詩は発想がシンプルなだけに、けっこうむずかしい。形
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