僕らは赤い風船になった/
水宮うみ
残酷な人たちへとアメ玉を配る
セミに雪だるまを見せてあげる
なにかを掴もうとしながら歩いている
最後の夜君は満天の光を放つ
あなたの変てこな笑い方を思い出す
心が軽い。良い恋をしている
戻る
編
削
Point
(4)