風景/捨て彦
 
もと
もとの
つきの



らら



もと
もとの


もとの
つきの



らら



おらはいつかむかしのすみよいごみすてばさぬけて



つき



まよなかにつきがころがってみちのまんなかのこいぬはそれにきづかず



らら



もとの
つきの





つき





きえた
いまいちどぺしゃんこになって
てんのうじのえきまえをぬけて
ゆめのなかだけはしって
ひかり
ひかりがたくさんとおりぬけって
もじともじがかさなりあって
だんぼおるがめにはいって
(ひかり

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