心友/ポンテク
 
高の場所だった
誰にも邪魔されずに好きな事を自由に出来る
最高に幸せだった

そんなある日GPSを片手に古くからの友人がボロボロな姿で現れた
そして早くここから出るんだと僕の腕をつかんで必死で引っ張った
僕は必死で抵抗し暴れ叫んだ

    光

光が一瞬瞳に差し込んだ
その瞬間力が抜け意識を失い引っ張り出された
深い深い真っ暗な洞窟からの大救出劇

周りの人間はもちろん、家族までもあきらめていた
それでも、君はけして忘れなかった絶対に見捨てなかった 僕の事を

目を覚ました瞬間僕は君に抱きつき
ありがとう
ありがとう
ありがとう
ありがとう
声がでなくなるまで必死で言い続けた
君は無言でうなずき
まんべんの笑顔で僕を抱きしめてくれた


 

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