像世界/蛾兆ボルカ氏への一つの応答として/
ひだかたけし
繋がる像を結ばない
形象たちを産卵し続ける、化けの皮を剥いだ世界の実相が眼前に.............
*紅茶にカップを注ぐ
カップを紅茶に注ぎ
注ぎ続け ながら
私は既に力動の渦に巻き込まれ
私はソレを凝視する
ひたすら只凝視する
戯れ渦巻き遠去かる
巨大な<無意味>
宇宙悠久のダイナミズムに
己のリズムを何とか保ち
この謎だらけの壮大な
変容する意識のプロセスを辿るため
*バタイユ“至高体験”参考
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