フール・オン・ザ・ヒル/讃岐どん兵衛
新しい季節は いくつかの出来事を
思い出に変えていく 流れつづける川のように
流れない肉体を持て余し 大切だったもの
手を伸ばしても 届かなくなっていくばかり
言葉にできる言い訳 並べられるだけ書き綴り
そうでもしなければ 涙の苦さがわからない
5月になればまた あの丘の上に座って
過ぎた365を数えるのだろう
並んだ言い訳 本当は分かってる
そう いつも 結論はね
いつもの帰り道で 立ち寄る公園は
遊び汚れた子供のような 気持ちが甦ってくる
うす汚れたこころは どこで洗い流せるのか
蛇口をひねって どれくらい待っても 溢れてくれない水
惨めな思いをしても あきらめられないままで
そうでもしなければ 胸の痛さが溶けない
5月になればまた あの丘の上に座って
過ぎた365を数えるのだろう
並んだ言い訳 本当は分かってる
そう いつも 結論はね
並んだ言い訳 本当は分かってる
そう いつも 結論はね
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