だいこんの里(その二)/信天翁
 
       うれしいよぅで
       あわれのよぅな
卒寿を過ぎた おひとりさまは

 手足を動かす 園児のよぅに
      (わが子か 孫にも
        等しい年代の
       笑みをたたえた)
  ヘルパーさんに接見されて
     
  やさしく 静かに
    その一日が過ぎてゆく
 
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