借春/>゜))))彡
 
和やかな桜の下を
フイフイと狼が通り過ぎ
その背に乗ってみたいと
幼き心の子供が呟く

ただひたすらに
苔生した深い森のうろのような
陰湿な充足を噛み
ほころんだ蕾の微睡みを浴びて
なお、スィと呑気に風を立てた


ここからなにが出来るのか
共になにを楽しめるのか


春という日に想いを借りて
純然ないたわりを転がしてみる
ああ、やっぱり一片の花弁だ

幾筋もの光線が幸福と結びつき
造化の宴を尊び合う

幼き心の子に告ぐ
背に乗っていいかは、狼に聞け
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