超える/
水菜
私が超えられなかったあと一歩の心の段差が
今、すんなり超えられたの
様々な出来事を頭の中で整理出来るようになって
私、ひとつ壁を越えたよ
熱い太陽の陽射しの下で
柔らかく時が動き
さんざめく 笑いがさきまで
ふるえるね
柔らかな風が、時を笑い
緩やかな流線形の香りが辺りにゆるりと
ねぇ、緩やかに心をのばして
あたし、自由に笑う
風が拡がり
そしてまた、留まるね
あたし、風を拡げる
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