建設機械/ブラック/朝/五体合体のロボ/希望/
TAT
三十年も前に弟が百貨店の床に寝て叫んでせがんだロボット司令官の事を僕は思い出す
朝にそぐわない女性ドライバーの嬌声
バックするランプの光
指示して呼ぶ掛け声
あそこで足場資材を下ろしている彼等は
もしかして元は地元の同級生か何かかもしれないな
あのまっすぐにトラックに向かってゆく男は僕みたいだ
何だか無駄にぎらついていて
周りは全員敵ですという顔をしていてさw
事務所のガラス窓の向こうの
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