晴れた空に一つ星/りぃ
 
 人はいずれ帰るのだと思う
 生きゆく人々の群れを掻き分け
 愛しい人の下へ
 
 優しい指先を思い出して
 遠のく記憶は其の日のままに
 手を取り合ったその日に
 帰る

 きっとその瞬間
 嘆く人の声が
 祝福に聞こえるのだろう

 雨だろうが晴れだろうが
 空には貴方の笑顔一つ
 それが何よりの生きた証だから


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