カテーテル/
5or6
管を付けたままでも
少しずつ歩いていくんだね
悪意の無い世界で
笑顔と泣き顔が交差して
理解しながら受け入れる
普通に生きること
普通じゃないこと
その区別なんて
親には関係ないこと
不自由な左足を
周りを見て気付く頃
カテーテルの意味を
理解出来るよう
真っ直ぐな瞳で伝えたい
それは謝るだけじゃなく
お前をどんなに
愛しているかという事
愛しているかという事
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