おばはん/花形新次
 
ジャルジャルのコントに
バス停でバスを待つおばはんが
サングラスを掛けた学生服の若い男に
ただひたすら
「おばはん、おばはん、おばはん
おばはん、おばはん・・・・」と
連呼され絡まれるというものがある

それを見たときの衝撃は凄まじかった

今の世の中
訳の分からない奴が
訳の分からない絡み方をして来ても
普通のおばはんは
決して反撃出来ないし
まして、自分がおばはんだというのは
偽りのない事実なので
じっと我慢して耐えるしかない
そんなおばはんの立場を逆手に取った
素晴らしいコントだと思う

これはここで任意の誰かに
「自称詩人、自称詩人、自称詩人、自
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