窓辺の花と最期の日へ/
りぃ
一月前のあの輝きは無い
追い越されてゆく喪失感が襲う部屋で
一人立ち尽くした
目の前に広がる二人の世界に
泣きそうになりながら
貴方の居ない世界に狂いそうで
買ってきた植木の花は
窓辺で揺れている
カーテンの陰に隠れたり見えたり繰り返して
そしてきっと見えなくなる
この目を閉じて
もう一度貴方に会うその日まで
花は枯れない。
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