しの病/
朧月
迷っているひとほどしをほしがる
おなかがすいたらしは遠くなる
絶望のとなりにしはある
しという文字はまがってる
それは釣るためひとを
私は釣られないぞ
そうおもった釣り下げられながら
首元にしの予感をだいて
それすらうれしく想う
しの病
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