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末下りょう
たんだ羽根やこっちをむく丸い眼
家畜たちや確かにいたものたちの愛撫を求めて
去りゆく一団
戻りゆく一団
近づくためにゆく一団
、
風も波もなく流されることもなく
背くスイム
歩く無垢
かつて海は
すべてのけなげな毒だったのかもと
夜なべして繕った残酷なチャイルドドレスは
多くの涙の
浮力に引き裂かれてしまいたいがために
背くスイム
歩く無垢のために
多くの涙の涙が
分泌する
涙の 、
漂流を
食らい、暗い 、cry ,
くらい
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