創作童話詩/
水菜
ったよ
おけにほろべ
びっこをひいては啼いて
みつやはへっきでとろんでおったよ
おとうはめいたを
ころして
つめたよ
、
*****
『蜘蛛の子』
ちりちりばらばら蜘蛛の子散らし
孵ったばかりのこどもたち
かあさんご飯にして大人になるまでゆりかごの中
脱皮してから糸と毒出来上がったら
空へ飛び出し
美しい銀糸の糸を
一人前に作れるよに
なるにはまだまだ先のこと
*****
『蛙』
滑り(ぬめり)とした肌
透き
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