凍結(ver.2)/
本田憲嵩
凍結させたかった
(いつまでも
いつまでも 続くように)
時間を凍結させた
透明な氷の間の
透明な氷の棺のなかで
いつまでも
君はそのままで眠っている
ひんやりと清らかに
ひんやりと清らかに
だんだんとおぼろになりながら
だんだんと錯覚にもひとしく
いつまでも
いつまでも・・・
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