7才に於いて書き残したりっぱな詩人という 過去のあたしへの謝罪/ayu-m
 


「  詩のはじまり   平成4年 12月 田中あゆむ



 し は、 心と心の つなぎを もっとつよくして

 し は、 友だちを ふやして くれる

 し は、 本のような ものがたりでなく

 し は、 そのものの 気もちをつたえる



 し は、 こころがわらった時に よむ

 し は、 ぼくらのちかくを はしりぬける

 し は、 みんなと友だちに なりたい

 だから 詩人の 心のなかに 居る



 その人が しをつくるたびに

 その人の心から あたらしい し が とひだして

 できた し に たいせつな まほうを かける

 だから し は、 はずかしがりや

 だから だれとも なかよしで

 ことばの せかいへ

 みんなを ひきこんで くれる                」





これが7才のあたしだった

詩 を 描く立場ではなく 詩 として 言葉を描く

この年にして すべて 悟ってたんだな

このやろう

その脳細胞 おいてけ



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