名犬ジョン/花形新次
ある時期まで
自分には才能があると信じていた
JSの?
No I Don't!(怒)
そんなゴミではなく
私はクンニリングスの天才だと思っていた
どんな女性でも
天性の舌技で2分以内でイカすことが出来るという
自信があった
だが、とある百戦錬磨の女性に
「ウチの名犬ジョンの方が数億倍キモチイイ」
とあっさり言われてしまったのだ
その時の屈辱たるや
舌を噛んで死にたいぐらいだった
しかし、その後、
私は犬より劣っている
自分の舌を見つめ直し
ジョンに弟子入りすることで
クンニリングスの
横須賀チャンピオンになることが出来た
人が普通に生きて行く
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