破壊再生都市のど真ん中のオーロラ、真句/狩心
オーロラ、オーラ、そしてオラ
真一文字の口の中に広がる
開放感と希望とほろ苦さ
広がる、、口の中では解けない甘さ、
口外の発射でしか達し得ない安堵
駆け巡るコウカイの中で見つめ合う
二人と、。それを見る観察者たちの群れ
人に認められたいという時代は終わり、
300年も前から真にすがり、
雲の上まで行きたいとよじ登っている、
沢山の枝分かれした脊髄の骨に迷いながら
目が必要ない事はわかっている
だがしかしこの世の愛すべき物達への未練もまた然り
網を使った漁のように
毛細血管を投げつけ、
表層と真相をスパイダーキャッチ
体に貼り付き、現世の時を駆け巡るシインの俳
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