小さな太陽/服部 剛
 
先日、職業というものを
脱いだ僕は
これから日々遍在する
小さな太陽になろう

――〈今・ここ〉に日溜り、在り。

本当は誰もが
小さな太陽を宿すという
昔々のヒトの記憶を
互いの瞳の内に、交信するように  







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