一日だけの花/水菜
苦しさを真正面から呑み込む
それは、時に、恥ずかしくなることと、同義です
生は、時にみっともなくて、時にとても恥ずかしい
失敗だったり、伝えたい言葉を誤ったり
思わず目を背けたくなります
ねぇ、わらいましょうか
泣き笑いでも、そこに温かみが隠るなら、そこには、居心地良く、妖精が棲み着くから
私は、前を向けるかもしれない
ねぇ、
夜は終わって、また朝がきて
そうして、また夜が巡ってくるから
その度に繰り返し、朝になることを怖がったけれど
ねぇ、想像します
私がもし、一日しかもたない花だとしたら
私は、なにを思うだろうって
先ずは、あなたに、あ
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