untitled(white)/由比良 倖
 
ん、

空→光←海→黒
↓ ↓ ↑ ↓
白←私→宙→死
↓ ↓ ↓ ↓
地→君→生→世界 → → →
       ↓   ↑
       ↓ → →私
       ↓

細胞が値上がりしているので私は産むのを控えなければならなく、


でないならばカッターナイフで非生物を刻みつけ続けなければならなく、
そこにはヴィジョンだけが浮かび上がります、
  にやついてはいるのですが
 生きてはいない何者かが生物の
代替品となって、空を泳ぎ回ります、
そのような日々を待ち焦がれていた、細胞の中の破綻者は、
われ
すべからく
すべからくと言いながら次々と
[次のページ]
戻る   Point(1)