untitled(white)/由比良 倖
ん、
空→光←海→黒
↓ ↓ ↑ ↓
白←私→宙→死
↓ ↓ ↓ ↓
地→君→生→世界 → → →
↓ ↑
↓ → →私
↓
細胞が値上がりしているので私は産むのを控えなければならなく、
そ
う
でないならばカッターナイフで非生物を刻みつけ続けなければならなく、
そこにはヴィジョンだけが浮かび上がります、
にやついてはいるのですが
生きてはいない何者かが生物の
代替品となって、空を泳ぎ回ります、
そのような日々を待ち焦がれていた、細胞の中の破綻者は、
われ
すべからく
すべからくと言いながら次々と
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