惑乱(−0)/由比良 倖
 
(−0)

一日 の終わりを 4つに 刻み
私が 無感覚の なかに 解きはなった夜
                  は
      ?  朝を迎えることはなく
     るの  そ
     い   れ
     に   を弔う存在は
  私はここ        静止を振
                 り
      惑   (喘ぎ)   切
   な  乱        ≫ れずに
   ん  される遠い遠い  白   。
   て           空   。
   音無しい涙なんだろう  ≪   。

夜がこぼれていく、
誰かがわたしに答えようと
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