サイレンと昼/黙考する『叫』
 
暑くて暑くて頭が茹で上がってるから
こんなくだらない事を考えちゃうんだな

それでももし本当に世界の終わりを知らせる音だとしたら
僕はどんな事をしようかなって思う
でも実際そうなったら怖くて逃げ惑うんだろうなぁ
ただでさえ死ぬのが怖いっていつも思ってるのに
もしかしたら最期まで恐怖に怯えてるのかも、だなんて


ああ、またどうでもいい事を想像してた


窓の外から青い空を眺めている
相も変わらず冷房は壊れていてお部屋の中は猛暑
とりあえず目の前にある宿題を終わらせよう
ただでさえ暑くて暑くてダルくなるけれど
ひとまずは今やるべき事を片付けていかないと

話の続きはその後でまた考えよう

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