私たちは果てしなく化け物になるしかない/狩心
波に乗る時、少しの自信と勇気が必要で
そこには盲目と興奮があって、他者とのコミュニケーションと座標の変換がある
記憶細胞がざわめいて、あらゆる事物を結び付けようと試みる
その結び付け方はメタファーの連続で、テスト形式で無数に限りなく広がっていく
得られた点数によって、無数にある棚の内の何処に侵入するか決定され
それはまるで宇宙空間を光速で突き抜けるジェットコースターのようだ
宇宙全体の0.000000000000000001%にも満たないその瞬間に
宇宙全体の101%以上の事が凝縮されている
行き着いた先に現れた存在に、果たして本当の価値があるだろうか
それを信じている時期も
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