死についての考察/長月 猫
 
生命は
生まれたと同時に
死を背負い
生きてゆくものらしい

人も
その例に外れず
存在する

いつ
いかなる時も
人は
『死』という存在を
拒絶し
無駄とわかりながらも
あがない続ける

人は
誕生<始まり>という名の希望を手にしたとき
死<終わり>という名の絶望を知る

限りある自由を手にしたとき
永遠の拘束も手にする

しかし

その永久の拘束の中で
永久にヒカリ輝くものもある

その輝きは弱まることもなく
輝き続ける

限りある自由の中で
輝きを見つけれればと
思う

いつも
ヒカリは
すぐ近くにあるのだから
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