コウソクグ 加速する為の重念機会/狩心
やらねばならぬ事に埋め尽くされた
時代を裏で支える世捨て人の心体は
限られたほんの短い時間で
沢山のシを生み出さなければならない
その為に残酷な爆弾を用いる
脳が麻痺するリズムの中で
とても細くアンバランスな暗闇のミチを
滑走 饒舌 研磨 愛撫 切断 熱望 分身し、
手裏剣のUFOに乗って周りを巻き込みながら切り刻み、
故、存在に忌み嫌われ凌駕し、算段を捨て、無秩序の権化
という、コウソクグ!コウソクグなのだ
歪んだ爪が何かの拍子で捲れ剥がれ
痛みと妬みと意味の中、自らがセイブツである事を再発見、注意シ的し、
周囲を滑空する黒い鳥、白い鳥、赤い鳥、青い鳥、緑の鳥、
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