ギャビー/nemaru
んできて、 嫌になってきてしまう。 鬱屈する。 同じ世代の人が周りにいないわけでもないが、 少し遅れ気味の同年代がいない。 自分と似たタイプの人は閉じていると思われるので なかなか仲良くなれない。 同年代の気分で接している人もだいたい年下で、 なめられているような、屈辱的な気分になる事が多い。 結局、自分が開いていかないと、どうにもならない。 鬱屈に耐えるほうが楽なら、それを選ぶのが自然だが、 人間、高い所から低い所に流れているだけでは駄目だ。 それは自分という人間を甘やかして、ないがしろにしている。 自分が試練に耐えられる人間だと、試し続けていく。 今に耐えられるならそれ以上を、 なんのためにか
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