原発内はフィクションですが真面目に災害対策工事やってます。と一応断っておいての猫詩。/5or6
 
国が管理する原子力発電所は顔認証システムがあり、全ての入門にセキュリティがある。
その検問を通り、敷地内にある会社へと向かう。
事務所のあるビルは3棟並んでいる中の真ん中にあり、そのビルの間の庭先に猫たちがたむろしてる。
みんな肌ツヤも良く、普通の野良猫よりも身体はデカイ。
これもアレか、ゴジラ的なアレなのか、と疑うばかりの大きさである。
三毛猫、黒猫、白猫、ペルシャ猫、中でも一番の大きい猫は鬣猫である。
読み方は、たてがみねこ、である。
鬣猫は獰猛だ。
先日は食堂のおばちゃんの差し入れであるウサギをわずか5秒で完食してしまった。
朝方は眠たいのか機嫌が悪い。
どうやら夜行性ら
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