あなたの飲むミルクを温め直したい 胸からこぼれたビーズを拾い集めたい 広く高い草原へ あなたの手を引っ張って 困らせたい もう、なにを落としたって かまわないんだよって あなたのこと、このくらい想ってるんだよって 雲のペンで 青空に落書きしたい あなたはミルクをひとくち飲んで ふうっとため息 その風がさっき 草を撫でていったよ 私も少し凪いだんだよ 私は少し泣いたんだよ