わたしの神様(いてもいなくても)/葉月 祐
もしタイミングの神様が
いるのだとしたら
あなたはとても
周りを見ている人
いないのだとしたら
わたしの周りにいる人が
周りをしっかり見ている人
なんだろうね
もしもあの時、
そんな運命の分かれ道は
振り返ってみるとたくさんあった
過去に選んだ道に全く後悔は無い
そう言えば嘘になる
だけどそれでも いつも
その時々の最善を尽くしてきた
そうして今 この場所にいる
タイミングの神様は
多分いつもわたしの周りにいる
すべての人達で
神様なんて特別な何かじゃない
周りを見渡せる優しさで
わたしの選択肢を広げてくれた
そんな人達が周り
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)