ずっと前から。。。/狩心
くという事を
数多達を慈しみ、失われていく記憶と
私の言葉が崩壊していく、これからのあなたへの愛で
プラスマイナスでゼロで 無に還ることができるなら、
最後は迎えるものではなくて、最後は追いかけるものだと約束している
そして本当はどんなものも抱き抱えることは出来ないことを知っている
抱き抱えてしまえば海の中へ沈み、人魚のように泡となって夢と消える
それが喜びであると思える人々は、神をを殺したいという怒りがないから
私は強い、私は消えない、そして苦しい
私は毎朝真っ白く汚い、誰も寄り付かない恐怖の浜辺で、
真空のサーフボードを脇に抱えて 海の中の海
そして海の中の海の さらに海の中へ 飛び込んでいく
窒息しながら私は宇宙を感じ、ここに生まれる前に違う場所にいたとつぶやきながら、
誰にも見えないけれど、触れられる優しさを望んでいる
戻る 編 削 Point(1)