ずっと前から。。。/狩心
 
押し寄せてくる波は 取り返しのつかない一発勝負で
シを選び取る 群青色の魔法、
弾ける白い飛沫が 壁の飢えで踊っているのか
シンボリックに浴びるシガイの光線が
ワタシのサーフィンを加速させる、

だだっ広い恐怖の 両親に似た抱擁の中で
ワタシの脳の中の渦巻きが
ワタシの中にいるワタシ以外の数多達を処理、
触角と方向を司る全震の意思の産声の産毛達が
縛り規制された奇声の機械で刈り取られ
摩擦係数のないスベスベなクウカンへとカンキしていく

電気で保存されない伝記を望んでいる
誰にも見えないけど触れられる優しさを望んでいる
疑問や条件反射の感嘆符や 一つの道を歩いていくと
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