秋空鑑賞/
朝焼彩茜色
四季に手を振り手を招き
多忙の風の中 刹那に傾く 夕焼けの如く
鎧のような交感神経から
いつも幸運にも真水の中を泳ぐ魂になれる ひとひらの降り
快い爽と秋空 黄金色の結晶の影の趣くままに
揺れたり飛翔したり 目下の虹色を食しながら
息を細く長く吐き綴る
完璧な程に幼い遥か向こう側に今日も
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